7月28日 町を作るもの

石巻一箱古本市から昨日帰ってきて、今日は有給をとって、部屋で一日中本を読みながらごろごろしていた。けっこう暑くて、体力消耗したみたいだ。

4度目の石巻。もうすっかり、夏の年中行事。年に一度行くだけなのに、石巻の人たちはちゃんと覚えてくれていて、いつも会っているような親しさで接してくれる。

去年までは、ちょっと気負っていたようなところもある。今年は、懐かしい人たちに会いに行く、という感じになっていて、これはこれでいいのかな。

商店街の人たちに「最近は、どうですか?」と聞くと、「ふだんは、人がいないからね」と、ネガティブな話も出てくる。それでも、たまにしか来ない私に明るく接してくれる方たちには、意識の高さを感じる。同じ意識を共有する仲間がいるからだろうけど、こういう人たちがいるから、若い人も集まり、少しずつでも、町は変わっていくのだろう。

大きな資本ではなくて、個人の思いが、町を変えていく。石巻の町の変化に、これからも興味をもちつづけていこうと思う。