6月14日 清澄白河さんぽ

ヘナカラーのために清澄白河へ。13時の予約だったので、せっかく日曜日、今話題の清澄白河に行くのだから、なんか美味しいもの食べようかなと、ちょうど少し前に手に入れていた、清澄白河にある雑貨屋さんが発行した、地図つきのフリーペーパーでお店を探した。山食堂という名前の食堂が気になって、食べログで調べると、オーガニックな食材にこだわった、豆カレーが人気の店らしい。ここに決めっ。

10年ぐらい前に現代美術館に来たのと(何の展示か思い出せない)、この間会社帰りにBlue Bottle Coffeeによって以来、3度目の清澄白河。裏通りを歩くと、お寺がたくさんあって、クラシックな建物がけっこう残ってたりして、下町風情もあって、悪いくない。

山食堂は、古い木造家屋を改装したお店で、家具や調度品はアンティーク、いかにもな感じなんだけど、壁はコンクリート打ちっぱなしで、ほっこりすぎず、絶妙なセンス。 カレーは通じゃないけど、まあ美味しかった。

ひまわり美容室は、地元のおばちゃんも通う庶民的な美容室だということは、HPから想像していたけど、入った瞬間、正直ちょっと引いた。貝殻のオブジェとかカラフルな花のリトグラフ。私の生活圏にはないセンス。私が高校時代、花巻で通ってた店もこんな感じだったかな。雑誌はもちろん、「女性セブン」と「女性自身」。「婦人公論」もあったので、中づりで見て気になってた、紫門ふみの夫、弘兼憲史について語ったインタビューを熱心に読んでしまった。

男性店長も女性の美容師さんも感じが良いし、ヘナの知識が豊富なので、円形脱毛症になって困ってやってきたお客さんが、ヘナに変えたら、すぐに生えてきた、なんて話をたくさん聴いた。

染まるのにちょっと時間がかかったので、『カリコリせんとや生まれけむ』を持参して正解だった。現代アートは詳しくないので、岡崎乾二郎とか知らない名前をスマホで検索しながら、いい退屈しのぎになった。今度来るときは、『美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか』を持参しよう。

ドキドキの仕上がりだったけど、白髪は目立たなくなったし、色も大丈夫。ゴワっとするのも、むしろ、ハリが出てうれしい。数年前に戻った感じ。ヘナにハーブを混ぜたカラーは、8,600円ナリ。安くはないけど、ケミカルと変わらないので、よしとしよう。

帰りはなんとなく現代美術館のほうへ歩いて、住宅街を歩いてまた戻ってきた。遠くから見ても、人だかりができているので、コーヒー店はすぐにわかる。Blue Bottle Coffeeは今日も長い行列だった。

清澄白河、これから月1回通うことになりそう。