旅日記 三陸への旅 その1

19日と20日は、母と列車を乗り継いで宮古へ1泊旅行に行ってきた。一昨年は大槌、去年は陸前高田、年に1回は三陸へ旅行に行くことにしている。今年は、前線開通した三陸鉄道北リアス線に乗って久慈まで行くのと、田老で津波語り部に話を聴くのが旅の目的。ホテル代は私もちなので、母は娘との旅行に喜んでつき合ってくれる。去年までは母の運転で行っていたのだけど、70をすぎた母はさすがに「疲れる」と言い出したので、今年からは列車で行くことにした。

19日、東北本線で盛岡まで。盛岡で山田線快速リアスに乗り換えて2時間。宮古駅到着。三陸鉄道のホームで待っていたのは、豪華列車だった。



昭和のスナックみたい。ビール飲みたかったな。

あまちゃんロケ地めぐりの観光客向けのアナウンスがあって、夏ばっぱが大漁旗を振ってアキを送り出した浜辺では、列車を停止させて、撮影タイムまで用意してくれた。

はじめて降り立った久慈は、あまちゃんファンの姿ももうなく、祭のあとといった風情で、ちょっと寂しかった。


このカウンター、見覚えありませんか?そう、勉さんたちが集ってた、リアスのモデルになった、喫茶モカです。7時半からスナック営業というのがウケました。ある、ある。カウンターの角の丸みが、懐かしいです。


あばずれの食べ物、ナポリタンをつまみにビール。店内はどこか船内を思わせるインテリアで、クラシックが流れているのがgoodでした。

久慈駅では、宮古行きの列車を待つ間、潮騒モリーズのコスプレして写真撮った。

岩手県人の私ですら初めて訪れた、岩手最北の町、久慈。よくある寂れた地方都市を魅力的に見せて、たくさんの人をよんだ、クドカンのスゴさをあらためて感じた。