5月3日 ふるさとは遠くにありて


今日は一箱古本市。なのに、朝起きると、なぜか大勢の人に会うのが億劫な気分。もともと人の移動のほとんどない田舎で育ったから、これが普通の状態で、以前がテンション上げすぎで、不自然なことしてたのかも。

テンション低いまま1日過ごしたのだけど、それでもいろんな人に会って、主に本について会話をかわし、悪くない1日だった。ちょっと暑すぎだったけど。

まちの本棚で店番していると、「石巻からですか」と何人かの方から話しかけられた。今も関心をよせてくれている人は一定数いるのだ。

午後は、全スポットをゆっくり見てまわった。

本日の戦利品。
奈良美智弘前を、箭内道彦が福島を「昔は嫌いだった」と語る、「BRUTUS」のバックナンバー「ふるさと♡愛する地方都市」特集は、2008年のもの。考えさせられる。
「てくり」お酒特集のこの号はもっているけど、今度会う盛岡とお酒が好きな人へのプレゼントに。
あま本は、今月末に三鉄に乗って久慈へ行くから。お昼どこにしようかなと思ってたけど、喫茶リアスのモデルになったモカに決定!

ふるさとって、愛憎半ばする、肉親みたいな微妙な存在だ。 私も岩手愛を臆せず語れるようになったのは、震災後だ。多くの日本人が、きっとそうであるように。