4月27日 彗星的な愛人

月曜日なのでお弁当。
いつものおかずだけど、なかなかの出来ばえ。



ここのとこ文藝なモード。会社でもぼんやりしてしまう。
まあ、いいか。明日行ったら、また休みだし。

永瀬清子が読みたくなって、図書館で「永瀬清子詩集」を借りてきた。大学生の頃に買ってずっともっていたのに、少し前に手放してしまっていたのだ。

「彗星的な愛人」は、自分のテーマソングと思っていた詩。冒頭の一節は暗唱していて、今でも心の中でつぶやいたりする。


私は陽のさす半球に坐っているから
いつもたゞ空しく想念のうちにのみ貴方を追ふ。


このどこか明るい哀しさは、私のものだ。
私もユング的な世界に癒されるものの、向日的で、バカみたいに健康で単純だったりするから。

永瀬さんとはどうもご縁があるようだ。生前に宮沢賢治を評価した数少ない1人だったし、高村光太郎と交流もあったようだ。このメジャーでない詩人を知ったのも、たぶんそのあたりからだったのだろう。73才のときにはじめて花巻を訪れている。

書くことに少し慣れてきた。
たしかな目をもった人に読まれている緊張感も必要だろうと思い、mixiで書いていた私の日記を読んで、書くことを強く勧めてくれた編集者の方をFaceBookで探しだし、メッセージを送った。

「どこへ向かうか分かりませんが、書きつづけていこうと思っています」