4月26日 Blue Sunday Night

今日が投票日ということを思い出して、とっておいた新聞で、あわてて候補者のチェック。無所属、白山の寿司屋の息子、5期目でまだ40代。という候補者に決めた。ポスターには、成果と課題が細かく書かれていて、誰よりも文字数が多い。まちがいなく仕事している人だ。会社経験だけは長いからこういうことは分かる。イメージにはだまされない。

本郷図書館に、去年のビブリオバトルでとりあげたよしもとばななが、冊子に寄せた原稿が展示されていた。千駄木生まれ、千駄木育ちのばななさん。オオツカのミートコロッケで育った、とか、観潮楼前の急な階段が初恋のきっかけだった、とか、同級生が本郷図書館で働いていた、とか、ディープな地元ネタを、小学生にも分かるやさしい言葉づかいで書いていて、じんとした。小説家よしもとばななは、団子坂で育まれたのだ。


根津の花屋で、大葉とローズマリーとバジルを買って、ベランダの鉢植えに植えた。枯らさないように頑張ろう。

昨夜、石川直樹も言ってたが、ネパールで大きな地震が起きたらようだ。クーリエが届かない、など、私の仕事にも影響が出そうだ。

今日は1日中、「恋愛小説」を聴いていた。すごくいい。レナード・コーエンの「In My Secret Life」が切なくて好き。好きな人のことだけを考えて生きていた頃のことを思い出す。今からだって、そんなふうに生きることはできるはず。そんな豊かな気持ちを人に届けることを仕事にするとかね。

会社勤めだけが仕事じゃないのさ。ホント、当たり前のことなんだけど。
日曜の夜は、いつもこんなだ。