7月30日 曇り

先週の土曜日、母校のハンド部のOB会があって、「卓球部もいいよ」とさそってもらったので、ジュンコとけいちゃんと行ってきた。

会場は、恵比寿にある、ひとつ上の先輩が経営しているカジュアルダイニング。アトレで待ち合わせて、おそるおそる店に入ると、もうだいぶ集まっていて、モトコやスズケンさん、学さんが「よお、元気だったか!」と、関係ない私たちを迎えてくれた。

参加したのは、首都圏在住の大学生から50代のおじさんまで、ハンド部のOBを中心に、総勢40名ほど。初めての開催だったようだけど、インターハイに出るぐらい強かったハンド部は、結束も堅い。これだけの人数が集まった。

学年の近い人以外はほとんど初対面、という会なのに、なんともいえずあったかくて親密な雰囲気だった。東京で岩手の母校の人に会うからこそ、なんだと思う。他愛ない昔話をしながら、みんなにこにこしていた。

一次会はあっという間にすぎて、二次会は気がつくと、自然に20代の若者グループ、おじさんグループに分かれて、私たちアラフォー組はカラオケに行った。聖子ちゃん、とか、「夏色のナンシー」とか、80年代のアイドルの歌で盛り上がった。そろそろお開きのとき、スズケンさんの「よしっ、校歌斉唱だ」の一声で、校歌を歌った。まあ、ネタなんだけど。20年ぶりぐらいの校歌。応援歌練習が厳しかったので、みんなちゃんと歌える。自然に肩を組んで3番まで歌った。

母校ってありがたいね。同じ校舎で学んだというだけで、こんな風にあったかくつながれるんだから。盛り上げ役、お調子者、秀才、オタク、いろんなキャラがいて、でも、みんなが仲間として受け入れられている。人がちゃんとした大人に成長するために、こんなつながりが実はとても大切なものだと思った。