7月16日 猛暑

FRAU」が台湾特集をやっているので、行ってきたばかりなのに、買ってしまった。赤を印象的に使った表紙がアジアっぽくてキッチュでかわいいし、青木由香さんが書いてるし、なにより震災に世界でいちばん温かい気持ちをよせてくれた、ってことで組まれた特集だから。

パラパラ読んでいて、台湾の原住民アミ族のバンド、トーテムのライブがあることを発見した。青木由香さんもトークで登場するらしい。若木信吾さんが撮った映画「トーテム」は気になっていて、ネットで検索したら、トーテムの曲はアコースティックでちょっと切ない感じで、かなり好み。TSUTAYAで見つからなかったら、DVD買おうかとすら思っていた。

ライブをさっそく予約した。月曜だけど、頑張って行こう。楽しみ。

楽しみがもうひとつ。「murmur magazine13号」がおととい発売になっていたのだ!見逃していたなんて不覚。往来堂行って手にいれなくちゃ。12号の発売は、震災直後のまだ混乱している頃だったな。13号には震災後、みれいさんが考えたことが凝縮されているはず。

台湾も「murmur」も震災前から好きだけど、気づいたら震災とつながっている。私が志向してきたことは、3・11以後も変わらない価値をもっていたんだな。

正直、ふだんの生活ではもう地震のこと忘れかけている。会社からみなんで夜歩いて帰ってきたのはホントにあったことだっけ?夢だったんじゃないか?という感じ。これからは、意識してでも、震災の記憶を自分の生活に刻みこんでいかなくちゃいけないと思う。忘れないように。