3月13日 晴れ。小春日和

母からの電話で目をさます。最初の揺れのとき、会社の固定から家の固定に電話すると意外に早くつながって、たいした被害がないことは確認できたのだけど、その後全く話せていなかったので、岩手の状況が気になっていた。

ラジオでは原発のニュースばかりだし、耳にした「山田町全域が水没」のニュースの続報がまったく入っていなかったのだ。

陸前高田、立ち直れるんだろうかね」。開口一番、母は言った。市役所と千昌夫が建てたホテル以外、津波にさらわれてしまったのだそうだ。陸前高田には高田松原という美しい海水浴場ががあって、子供の頃地区の子供会で海水浴というと、高田松原だった。高校のとき卓球部の合宿でこのそばの施設に泊った思い出もある。その町が跡形もなくなったなんて実感できない。映像をまだ観てないせいだろうか。

実家は国道4号線近くにあって、自衛隊や救急車がぞくぞくと沿岸をめざしているそうだ。私の母校の小学校の体育館が死体安置所になるそうだ。

生まれ故郷なので、できるかぎりの支援をしたいと思っている。やはりお金だと思うし、ここまでの規模の被害なので、復興は政治の仕事だと思う。とりあえず、高校の後輩の県会議員、高橋博之クンのツイッターをフォロー。信頼できる彼の支援活動に協力できないかなあと考えている。