2月7日 晴れ。小春日和

土曜日から、このまま春になるのかなってぬか喜びしそうな陽気だった。

断捨離本なんて読む気もないけど、この週末、突如モノを捨てることにハマった。「mermer」に書いていた服部みれいさんの「捨てる!手ばなす!部屋とこころの大浄化作戦」という文章の影響だ。陽気もちょっと関係してるのかな。

もともとモノを捨てられない性質ではないし、整理上手ぐらいなので、自分は関係ないと思ってたけど、あらためて新鮮な目でクローゼットや本棚を探っていくと、けっこうある、「ガラクタ」が。もう10年も着ていない服。足が痛くなるからほとんど履いてないミュール。学生時代に使っていた辞書。外国旅行したとき集めたパンフレット。などなど。

モノには買ったときの、「お洒落に見られたい」とか「頭良く見られたい」なんて自意識も込められてたりするから、捨てるとき葛藤がある。服の生地が良かったりすると、そんなことしないくせに、「リサイクルで何か作れるかも」とか、ほとんど履いてない靴なら、「フリマで売れるかな」とか、貧乏根性ももたげてくる。

モノを捨てるのは、1度で完璧なんてムリ。玉ねぎの皮をむくように、1回目はここまで、2回目はここまで、という感じ。でも、思い切って捨てたところで、後悔することはたぶんほとんどないんだけど。

服部さんが紹介していた、カレン・キングストンというイギリス人の風水研究家が書いた『ガラクタ捨てれば自分が見える』という本がけっこう売れているみたいだ。さっそく図書館で予約した。ホントに自分が見えてくるのかな。読むのが今から楽しみ。