1月31日 晴れ

AERA」を買おうと会社帰り往来堂へ行った。中吊りで見た石川知裕さんの連載記事が読みたかったからだ。店頭で「週間ポスト」の「小沢一郎上杉隆が仕掛けた記者クラブ『最終戦争』」のタイトルが目にとびこんでくる。さっそく立ち読み。1月27日に上杉さんらフリーのジャーナリストが記者クラブに対抗して新しいクラブを立ち上げ、その第一回の記者会見は小沢一郎だと。全然知らなかった。これはチェックしないと。ちょっと熱くなる。「AERA」は結局パラっと読んだだけで買わず。やっぱなんか信用できないんだよね。ごめん、オイリさん。

夕飯を食べたあと、さっそくYouTubeで記者会見を観た。この会見観たら、どんなテレビばっか観てる一般ピーポーでも、「あれっ、小沢一郎けっこういい人じゃん」と思うんじゃないだろうか。『日本改造計画』読んだりしてる私ですら、「こんな小沢一郎初めて観た」と思った。それだけ、テレビが報じるニュースは、どうでもいい細切れの情報を、自分たちに都合よく編集して、歪曲して流していたんだな。

会見の中で小沢一郎は、「国民のみなさんがもっと正確な情報を欲しないとどうしようもない」と言っていた。日本人の民度の低さに絶望をおぼえないはずはないのに(だって、そのために自分は「被告」になるんだから)、その日本人のために当り前のように身をけずって仕事をしようとしている。大きい人だなと思う。私はこういう教師や経営者にこれまで一度も会ったことがない。