1月11日 晴れ。底冷えの一日

仕事中にデスクから、一箱古本市の大家さんのお願いのため、台東区の公共施設の施設長さんと、ギャラリーの秘書の方に電話をした。ちょっと緊張。どっちもとても感じのいい人でホッとした。仕事で話すのは、お客さんの商社の財務か銀行のほぼ決まった人なので、私の礼儀、大丈夫だろうか?と不安になった。こういう経験たまには必要だね。

本日の夕飯は、明日遅いので、食材を使い切ることを最優先事項に、ウドのきんぴら、ほうれん草のバター炒め、かぶと昆布の一夜漬け、なめこ汁、磯辺焼きというメニュー。わりと健康的。まだ風邪が完治しないので、ビールはひかえて、昨日からブームの甘酒を作った。のだやさんで八海山の酒粕が売っていたので、今度はこれで作ってみよう。

昨日から読んでいるよしもとばななの『日々の考え』。帯に「赤裸々な裏日記」とあるだけ、いつものばななさんよりかなり下品だ。いつもは一般向けにかなりきれい目に書いていたんだな。出しているのがリトルモアという出版社のせいだろうか。でも、安っぽく感じられないのは、ばななさんが誇り高くて、海外につうじるような深さをもっているせいじゃないか。そんな風に分析してみた。