11月27日 晴れ

忘年会シーズンにむけて新曲の練習ってことで、ジュンコと新宿で待ち合わせてカラオケに行った。あっという間の2時間だった。

私は最近聴いている原田知世の「シンシア」とかマイラバの「失われし時を求めて」、ジュンコはAKBの「ポニーテールとシュシュ」あたりを、それぞれ自分の世界に入ってキーのチェックなんかをしながら歌っていたんだけど、1時間越えるあたりから、「やっぱ昭和が落ち着くよね」と、私は「ハートのイアリング」や「スローモーション」、ジュンコは「まちぶせ」とか「駅」とか「ワインレッドの心」を、「高校1年の合宿思い出すよね」なんて言いながら歌い、すっかり懐メロ大会になっていた。

ひとつ気づいたこと。アイドルの歌はもうキツイ、ということ。アラフォー女が高い声をはり上げて、青春を歌うのは、はたから見たらイタいかもしれない、ということに初めて思いいたったのだ。これからは、原田知世が歌うボサノバっぽい歌とか、大人の歌で勝負していこうと思います。ハイ。

カラオケのあとは、2丁目のトンキーへ。終電近くなってお客さんが私たちだけになったら、私たちと話がしたいのか、マスターがビール片手にとなりの席に座ってきたので、エスパの常連さんの紹介で来るようになったという話なんかをした。あとで聞いたら、私がトイレに行っている間、マスターはジュンコの頭をナデナデして「君はカッコいいねえ」なんて言ってきたそうだ。私がいないすきにそんなことしてるんだから。