10月20日 曇り

昨夜深夜まで飲んだせいか、10時頃まで寝てしまう。納豆と味噌汁の朝食を食べたあと、「ムネオ日記」や宮崎学さんのブログを読んで過ごす。宮崎さんの「小沢一郎へのアドバイス」がその5まで更新されていた。法律の解釈にもふれていて膨大な量。たしかまだ入院中のノザキさんに、「絶好の時間つぶしになります」と、ブログのことをメールで教えてあげると、すぐにお礼のメールがきて、もう退院したので、木曜か金曜にまたあるたいで飲むことになった。最近の私は、おじさんとばかり仲がいい。

ぶらりと外出。本郷図書館の雑誌コーナーを眺めていると、「週間金曜日」で雨宮処凛小沢ガールズ田中美絵子が対談をしていた。田中美絵子、どうしてもイロモノ的なイメージがあったけど、政治家に必要な何かをもってる人なのかも。それが何かは知らないけど。

往来堂へ。『いかにして世は昭和から平成になりしか』という本が目についた。ここでも雨宮処凛が書いている。雨宮処凛のヒストリーはだいたい知っているけど、やはり読んでしまう。そして、やはりおもしろい。濃密さが違うっていうか。

夕方には銀座へ。レディスデイなので、ジュンコと「食べて、祈って、恋をして」を観るためだ。雨宮処凛のせいなのか、文藝っぽいモードになったので、買い物をする気にもなれず、街をただぶらぶらした。ハンバートハンバートとかじゃもの足りなくて、iPodエレカシの「風に吹かれて」と「今宵月のように」をくり返し聴いた。

街角の新聞販売所の夕刊の見出しで、「ゲンダイ」の「小沢一郎逮捕も」のタイトルが気になったけど、ちょっとコワくて買えなかった。「夕刊フジ」の小沢ネガティブキャンペーンはヒドイね。

食べて、祈って、恋をして」。つまんなかったー。ジュリア・ロバーツ扮するアラフォー女が、離婚してすべてを捨てて「自分探しの旅」に出る、って話なんだけど、リアリティゼロ。旅先でたくさんの出会いがあるんだけど、そこは40女、出会った人たちの心の傷を癒しちゃったりして。ベストセラーらしい原作はもっとおもしろいのかもしれないけど。ジュンコも「何が言いたいのか分からなかった」。アラフォー映画なら、「ブリジット・ジョーンズの日記」や「SATC」が断然おもしろい。

日比谷ガード下のいつものふじへ行ったら、あと5分でラストオーダーだったので、しかたなく別の店へ。ユーミンが訪れた雑誌の記事が貼ってあったりして、あのあたりでは有名店らしいけど、接客がヘンな店だった。ガード下ならやっぱふじだ。

ハワイに行ってきたばかりのジュンコに、ハワイで今人気らしいミントキャンディをもらい、私は台南で買ってきた合成帆布というお店の小さいトートバックをあげた。ジュンコの学生時代ホストのバイトをしていた上司のグチを聞き、「やばいよ、今年もあと2ヶ月だよ」なんて話を閉店までした。