10月20日 曇り

昨日、新幹線で帰る母を見送りがてら、前の日泊った姉も一緒に、丸の内の三菱村にできたばかりのカフェ1894に行った。平日なら並ばなくても入れるかなーと思って。が、ちょうどお昼時にかさなったので、30分待ち。新幹線の時間もあるので、となりのイタリアンレストランに入った。ロンドンの街を模したらしいこのエリアはたしかに雰囲気があって、オープンエアーのレストランも開放的で気持ちよかったけど、味は値段のわりにいまひとつだった。もういかないな。

母を送ったあと、中央線に乗り、姉と別れて、お茶の水で下車。久しぶりに暮らしの器 花だへ行った。探していた土の器で気に入ったものがあったので、購入した。2,900円。買い物をしたらお茶のサービスがあって、憧れのイム・サエムの湯呑みで番茶を出してくれた。茶葉もいいものなのか、香ばしくて、おいしかった。しばし有閑マダムの気分。

しかし、台湾から帰ったばかりで、まだストレンジャー気分のせいか、日本の接客の異常な丁寧さが気になった。みんな自分を押し殺し働いている。

電車の中でも、乗客みんながエネルギーを節約しているかのように、自分を消して、グレーによどんで見えた。私も少ししたら、あのグレーに染まってしまうのだろうか。悪目立ちはもちろんしたくないけど、見る人が見たらちゃんと分かるような、ピカッと光った存在になりたいと思った。

夜は1週間ぶりにあるたいへ。昨夜のメンバーは平均年齢が30代半ばとほぼ同世代。まったりと居心地がよくて、エビスを3本、結局深夜2時まで飲んでしまった。